マスツーリングのススメ
バイクに乗り始めて1年が経過しました。
まだまだ初心者なんでしょうけど、それでも色々感じたことがあったバイク元年でした。
一度転けまして、目の前で転けてるシーンを何度も見ました。
一々言うことはないですが、それでも転けてるシーンを見たのは一度二度ではありません。
んで、ツーリングの途中、道路のど真ん中でトラブってとても危ないようなシーンにも遭遇してきました。
そういう時って知識が必要だったり、経験や予習してた人がきっちり誘導しなきゃいけないんだなぁ・・・ということも感じ対処してこれたと思います。
ツーリングって言う以上に命をかけてるシーンが多いということも感じました。
まぁでも、、、とりあえず、一言言わせていただくことができるなら「ツーは楽しいっ!」ということが言いたい感じです。
チューちゃうで。(^Д^)
最初半年程はソロが多くて、今もソロで行きますが、3割くらいはマスツーリングにも行くようになってきました。
マスツーもとても楽しいです。
ただしかし、マスツーの場合、個々人のペースが違うので、やたら危ないなぁと感じることが多いようにも感じています。
特に、初心者の方同士がマスツーをすると、必ずと言っていいほど危ないシーンが出てきます。
個人的に、そういうマスツーは参加したくないですし、ぼくが先導する際にも充分に気をつけたいなぁと感じてたりしたり、そして、何より、みんなが安全にツーリングを楽しみたいですよね・・・という思ってます。
ということで、みんなが楽しめるマスツーリングをするために必要なことを、題して「マスツーリングのすすめ」として、書いていこうと思います。
マスツー経験が少ない方々で行く時や、しょーもないトラブルを発生させたくない方は、これらの点を守ると、最低限、トラブルは避けやすい状況になるのかなぁと言うポイントになると思います。
その代わり、マスツーリングに慣れてる方からすると退屈な話かもしれません。
なので、必ず守るべきことではないかもしれません。
でも、心当たりのある方におかれましては参考にしてみていただければと思う次第です。
では、すすめていきたいと思います。
マスツーリングで守るべきポイント
予定を立てる、無計画はNG
まず、予定を立てて、全員で共有するようにしましょう。
この予定を全員に伝えない、当日の予定を集合時に共有しない・・・こういうツーリングは絶対にダラダラします。
このダラダラがとても危険です。
スタート直後に誰が先導して、誰が最後尾に行くのか、誰を頼ればいいか分かってない時点でいつ追突が起きても不思議ではありません。
行く道も知らず、車間距離、速度、並び、知らない者同士が近距離で運転してるわけです。
いつウィンカーが出るかも予想出来ません。
まして、その日の目標や目的、ゴールが設定されてないのに、誰が何を楽しむのか?
これがブレブレになると、楽しむポイントもなくなります。
休む予定だった道の駅を通り越したと思えば、予定してない道の駅で休憩・・・どうやってこんな状況を楽しむというんですかね?
集合時には挨拶くらいはして、メンバーの共有、予定やコースや目標や目的、これくらいは最初の時点で共有するようにしましょう。
行く道も時間も知らされてないツーリング程不安になるツーリングはありません。
十二分に気をつけましょう。
先導者は全員に声かけする
先導者は少々しんどくても、全員に声をかけましょう。
20人のツーリングで19人と喋れ・・・というわけではなく、それぞれ繋がりある人に声をかけ、全員の状況を常に把握しましょう。
マスツーリングの先導者が、人見知りとかボケたことを言うくらいなら、先導者を降りるべきです。
全員の命を預かってるのがマスツーリングの主催です。
命を預かる場所で人見知りとか言うくらいなら、その会を辞めるべきです。
特に冬の寒い時期のツーリング、真夏の暑い日のツーリング時は特に声かけが重要です。
冬の寒いのツーリング、寒さの感じ方は人それぞれで、冷え性の方もいるでしょう。
休憩の時、寒さで顔色悪い人がいれば、途中、どこかによって暖かい洋服やグッズを買うべきです。
夏の暑い日もそうですね。
脱水症状やコンディションチェックはしなければいけません。
緊張していると、いつ何が起こるか分かりません。
そういう状況を把握するためにも、先導者は、休憩時、全員の顔色を見て話しかけるようにしましょう。
意思表示には意思表示にて応える
走行中、何かあった時は必ず意思表示をしましょう。
例えば、携帯が落ちた、ガソリンの残量がない、トイレに行きたくなってきた・・・など、正常に走行することが出来ない心理状況になってきた時は、必ず意思表示をしましょう。
走行中のことならば、急にブレーキをするのではなく、前後の車間距離をチェックした上で、左手をあげる、ホーンを鳴らす、ウィンカーを出す、パッシングをする、など、意思表示やアクションの方法は様々ありますので、そういう意思表示をしてから減速するようにしましょう。
その上で、その意思表示を確認した人は同じように意思表示を返して、その減速に寄り添うようにしましょう。
意思表示に意思表示を返さない人、、、だいぶめんどくさい人ですよね。
こちらから意思表示しても、そのまま走行を続けて後から「分かってましたよ。」とか言われると、だいぶめんどくさい人ですよね。
会社でも返事をしない人は、ダメな人確定です。
走行中は何があるか分かりません。
なので、何かあっても急ブレーキをするのではなく、意思表示をして、徐々に減速してポイントを見つけて停車するようにしましょうね。
暗くなるまでには帰着する
マスツーでダラダラしてしまうと、予想以上に時間がかかることがあります。
んで、会社の帰りや放課後か何かと勘違いをして、それを「ヨシ」とする人が多いようです。
勘違いしてはいけません。
朝の9時くらいから運転して17時頃、普通は疲れてます。
集中も途切れて当然です。
明るいうちに帰ることが最大のリスクヘッジであることは理解しましょう。
帰りが遅くなっても平気な人は平気な顔して「疲れたー」とか言います。
勘弁してほしい感じがしますよね。
夜の暗い道を疲れて運転してたら事故って当然です。
20人いて、全員がそのダラダラを楽しんでると思っている時点で、先導者をやめるべきなんです。
全員の把握ができてない時点で失格です。
帰るまで緊張を保つためにも、どのような状況でも暗くなるまでに帰るようにしましょう。
休憩時間を必要以上に長く取らない
運転中は休憩を多く・・・とありますが、1時間に一度休憩すると、9時スタートで17時解散としておよそ8回くらいは休憩を取ることになると思います。
それぞれの休憩で20分くらい休憩すると、160分の休憩時間が発生します。
ということは、およそ2時間半強は休憩時間になるんですね。
その上での移動距離を考えると、実はあまり長距離にならないことが多いんですね。
ダラダラマスツーをする人の特徴の一つに、距離がその日のツーリングの何かを語ると勘違いしてる人がいるように感じます。
「300kmからがツーリング」みたいな。
SNSで冗談半分で言う分には構いませんが、実際のツーリングで、夕方頃になって距離的に大丈夫・・・みたいなことを言い出す人が出てきます。
あと、8回も止まると、”まぁもう止まらなくてもいいか。”と思う方も出てきます。
なので、止まるにしても、割と短時間でその日のゴールを想定して休憩をしなければいけないので、マスツーの休憩の際は特に”ダラダラ特定の人とだけしゃべる”というのは避けなければいけません。
なので、休憩時に、そういうダラダラ感が漂ってきたと感じた時には、誰かがその場を締めないとダラダラに付き合わされることになります。
考えてみてください、初対面の方が10人以上もいて、休憩の度にその10人が各々ダラダラ喋ってるのって、居心地はどうですかね?
割と言いたいことを言える雰囲気であっても、勘弁してほしいですよね?
つまり、そういうことです。
有料道路は積極的に使う
「有料道路を走行するなら、時間がかかっても構わないから下道を使う。」
「お金が勿体無い。」
「道を楽しむ。」
など言う方もいるようですが、ボケたことは言わず、時間内に帰ることが出来ないなら、積極的に高速を使いましょう。
有料が勿体無いなら、最初からその都合を申し出るようにしましょう。
最初、「何でもいい。」と言っておきながら、夕方頃になって帰る時点で「高速は勿体無い。」と言い出すのはだいぶめんどくさい人ですよね。
そういう個々人の都合がある人はマスツーには向かない可能性が高いので、そういう拘りや都合がある人は、その旨を事前に申し出るようにしましょう。
「慣れてる」は言わない
これが一番厄介かもしれません。
過去に車で何度も通ってるということを主張する方、車の運転で道に慣れてることを主張する方、過去にバイクレース走行の経験があるせいかやたら速度を上げて車体を倒して曲がる方など、ツーリングに対する慣れのない方が多いマスツーでは一番厄介なことです。
そんなどうでもいいことはせずマスツーを楽しみましょう。
私にしても、今となっては、ソロであればガンガン飛ばしますし、ハイペースなマスツーでも着いてけたり、ここには書ききれないことも多いですが、それでもペースが分からない初対面の方と一緒に運転するのは結構しんどいです。
加減速のペースが異なるバイク同士で一緒に走るのはしんどいです。
マスツーでは慣れてない人にあわせなければいけません。
遅い人にあわせなければいけません。
ただし、遅すぎたりするとそれはそれで問題で、流れにあわせる運転をしなければいけません。
流れにあわせるということですが、その道路の走行状況にあわせるということですので、車の流れにあわせることにもなります。
特に起伏のある坂道を走行してる際、馬力、若しくはトルクのないバイクではどうしても加減速が多くなります。
周囲の車は関係なしに突っ込んでくることがあります。
夕方くらいにもなってくると尚更危険な時間帯です。
車とバイクは全然違います。
車もバイクも意識して乗れば、道を憶えて、ポイントを憶えるということは出来るかもしれませんが、それでも車とバイクでは違いが大きすぎるので、一緒に考えてる時点で危険極まりない状況ですよね。
なので、車で道を憶えてる方でも、とりあえずバイクやツーリングのあり方を考えて、ツーを楽しみましょう。
まとめ
という諸々を思う最近でございまして・・・。
個人的にも反省しなければいけないなぁ・・・と感じてることが多々あります。
こうやって文面にすると、改めて気づくことも多くてですね・・・。汗
心当たりのある方、ほんとすみません。汗
ただ、ツーリングに慣れてきて、平均的な速度が早いツーリングをする方がいらっしゃることも事実なんですね。
例えば、125ccバイクと950ccバイクでは、やっぱり全然違います。
んで、何度も一緒に走り、お互いのペースがある程度理解できる範囲になってくると、割と流れが早いマスツーが楽しいことも事実です。
むしろ、そうやってペースメーカーがいるマスツーに慣れると、毎回そういうツーリングがしたくなる程に楽しいのも事実です。
道も選んで、割とハイペースで、長距離ツーをしても割と時間内に帰ってこれるマスツーもあると思います。
それが良いか悪いかは分かりません。
加減速が少なくて、スムーズなツーリングを実現したい場合、初心者とはツーリングしない方がいいかもしれません。
ですので、そういう住み分けをきっちりしたいところかもしれませんね。
なので、割とツーに慣れた方々で走る時は、ここに書いてあることは参考にしない方がいいと思います。
まだマスツーに慣れてない方が、慣れる頃くらいまで意識するべきこととして考えてもらえたらと思う次第です。
かく言う私も、人様に語れる程、バイクに慣れてるわけではありません。
なので、私もこれらのことを注意してツーしたいなぁと思います、改めて思いました。
チューちゃうやで。(^Д^)
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