GASGAS TXT GP 250のインプレ
この土日、ニューマシンであるGASGAS TXT GP 250(以降、トラ車と表記します)に乗ってきました。
土曜はプラザ阪下、日曜は湯浅トライアルパーク。
手の怪我は治ってませんが、とりあえず、トラ車の感覚を掴みたかったということ、友人・知人にお披露目をしたかったということ、湯浅で記念走行をしておきたかった・・・という感じでございました。
ですので、これで一応は、気持ち的に落ち着いた感じがしています。
儀式が終了したので、これからは本気で追い込んでいきたいと思っている感じです。
まだ全然乗ってはいませんが、来月にはオイル交換もして、これで慣らしは終了かな、、、と思います。
ただ、年内はもう乗れないかな?と覚悟しています。
さて、何から書いていこうか迷うくらいに色々あるので、一つずつ書いていきたいと思います。
”最高”の一言では片付かない感情があるような、そんな感じでございます。
乗ってみて最初に思ったこと
実は、自宅の前では、スタンディングや八の字の練習はしていました。
しかし、スピードはほぼ出さない練習だったので、どうなるかなぁ?と思ってたような、そんな状況で乗り始めました。
んで、実際に乗って、そこそこスピードを出していくと、想像とは全く違うマシンでございました。
ほんと、申し訳ないくらいにトラ車を分かっていませんでした。
その点については、ただただ申し訳なく思うといいますか・・・。
正直、エンデュランサーモトクロッサーやトレールとは志向が違うため、オフロードというより競技性の高さを問われる走りは際立つけど、荒れた道を走るということについては、どこまでポテンシャルがあるのかな?なんて思ってました。
何も分かっていませんでした。
荒れた道というより、競技性の高い道もそうですが、兎に角、オフロード全般を効率よく走るために作られていることが、すぐに分かりました。
モトクロスのようなスピード走行はまた別ですが、目の前の障害物や問題を効率よく解決して走行するために作られたマシンであることがすぐに分かりました。
んで、そのかわり?身体を使わないと、マシンはいうことを聞いてくれないということも感じました。
乗れば乗るほど、バイクに乗ることが上手くなることを予感させてくれるような、そんなこともすぐに感じました。
あとは、マディなところではどんな挙動をするんですかね。
めちゃ怖い感じがしますが、どうなのでしょうか?
こればかりは雨の日に走ってみないと分からないのでアレですが、いつかタイミングがあれば、試してみたい気はしています。
トライアルの方々のご感想
湯浅では、トライアルの方に少し乗っていただいて感想をいただいたんですが、何といいますか、感想を聞いて安心しました。
- よくTXT GPが手に入ったね。
- 兎に角、軽い。すぐ捲れるね。
- 出だしが強すぎる。
- カスタムして、スムーズな出だしになるようにした方が安全だと思う。
- さすがGPモデルだなー。
まぁこんな感じでした。
嬉しくなるようなご意見で良かったです。
やり甲斐がある感じがしますね!\( ˆoˆ )/
今回、250を購入しましたが、実は300を買おうかなとも思ってたことがあったんですね。
前の記事でも書いたことでもあったんですが、300でも即納の車両があったんですね。
んで、車両価格が変わらないので、折角なら・・・なんて思ってたんですが、改めて乗ってみて250でよかったなと。w
多分、かなり深く入り込んで訓練しないと300ccは乗りこなせないような気がするんですね。
それくらい、びゅんびゅん前に出るんですね。
びびって身体が逃げてアクセル回しても言うこと聞いてくれませんからね、そんな感じで練習をしても、きっと上手くならないですよね。涙
そんなことをつくづく思っています。
みなさん、ありがとうございました。
アクセルワークとリア荷重が難しい
ヒルクライムの難易度が爆下がりしました。
ただ、これは、ぼくのレベルではなく、マシンの性能がそうさせてくれるんですね。
「(この車両なら)そこらへんの林道やコースのヒルクライムなら(1速〜3速なら)何速でも登る。」
そう言っていただきました。
んで、ほどほどのヒルクライムではアクセルワークはなくても登りますからね。
でも、岩がゴロゴロ転がっている緩やかな坂での八の字はかなり厳しかったです。汗
平面で地面が綺麗なら、フルロックで回転出来ても、岩や砂利がゴロゴロしてる坂では、フルロックはおろか、八の字をするだけでもかなり怖かったです。
あと、そういうややこしい道では、リア荷重がないとリアタイヤがすぐ滑るんですね。汗
セローではこんなことにはなりませんでした。
たった一度の練習で、かなりのことを理解できた気がします。
兎に角、アクセルワーク、クラッチ、リア荷重、フルロックターン、これらが出来ないと、未来が見えない感じがしました。
パワーある車両のいいところでもあり、難しいところでもあるという感じですね。
サイヤ人ではないんですが、、、ワクワクしてきましたっ!!
林道でトラ車に乗るとどうなる?
林道でトラ車に乗るとどうなるか、、、と考えてみました。
が、特に可もなく不可もなく、どんな道でも普通に行けるようになるんだろうな・・・と感じています。
ただし、林道の場合、トランポの軽トラを置くところがないとダメなので、色々と場所を選ばなければいけません。
湯浅のようなコースであればいいんですが、一般的な林道を転々と走行するのは難しいなと感じています。
ですので、やっぱり林道ではセローですかね。
今後、暫くはセローの割合よりトラ車に乗る割合を増やしていこうと思っていますが、林道などはセローで行って、あまり深いことは意識せず楽しんで乗っていこうと思います。
ヒルクライムやガレがあるからと言って、わざわざ怪我をしにいくような、そういう乗り方は避けようと思います。
あと、スタンディングのポジションがトラ車と同じような位置になるようにカスタムしていきたいですね。
その上で、練習になるような走行をしていきたいと思います。
ちょっと気になったことがありましたので、二つの車両をホイールサイズをあわせてトレースして比較してみたんですね。
大きくは以下の点に大きな違いがありました。
- タイヤの外径がトラタイヤだと少し大きい。
- 車両のフレームサイズはセローが若干大きい。
- ハンドル位置、セローの方が高く、引きが強い。
- セロー、キャスター角がある。
- 前輪と後輪までの距離、セローの方が長い。
- ハンドルからステップまでの距離、トラ車の方が長い。
- 標準のステップの高さの位置は、セローとトラ車、ほぼ同じかな。
ということで、以下の点を工夫して、セローをセッティングしてみたいなかと思いました。
- ハンドルをかなり前に寝かせる。
- ステップはバックステップを意識したステップ選び。
(※DRCのワイドステップをつけてるので、これはもうこのままでいこうと思います。) - シートはなるだけ低いシートにして座らない。
(※今も走行中は座らないようにしてるので、このままでいこうと思います。)
まぁ、既に対策済みみたいなセッティングですが、ハンドル位置とステップ位置は、今後も考えていこうと思います。
ぼくの車両は、リアサスにテクニクスを入れていて、車高が10mm以上高くなってると思うんですね。
セローのハンドルは若干高いので、そういう意味で、いい感じにセッティングされたことになってるかなと思います。
って、エンデューロレースなどを意識するなら、もう少し考えなきゃいけない気もするんですが、そういうレースに出る時はまた考えようと思います。
トライアルが上手くなるということ
トライアルが上手くなると、かなり安全にバイクに乗ることが出来るということかなと感じています。
高いところに挑戦する時もそうですし、林道で難所に行った時もそうですし、きっと誰よりも難なくクリア出来るようになってるんだと感じています。
エクストリームエンデューロのような難所を乗り越える時など、もっとパワーが必要な道もあるかもしれませんが、ぼくはそういうところに行くこともないと思いますので、何も考えずトライアルが上手くなるように練習をしたいなと思っています。
奈良トラのレースや、他のレース、いずれはトラ車で出たりしたいですね。
んで、トライアルのコンペにも出たいですね。
ライセンスを取らないといけない時もあると思いますが、その時はライセンスをとって出ようと思います。
なんか、思ってた以上に幅が広がりそうな予感がします。
これまで、割とセロー基準で物事を考えていました。
ですので、次に買う車両も、セローと同じ志向で、それでいてスペックが上がる車両を考えていました。
ですので、トライアルよりもレーサー・・・という感じだったんですが、そうじゃないなと感じています。
そういう意味で思った以上に幅が広がったように感じています。
トライアルが上手くなるといういことは、色んな意味で幅が広がるということかなと思います。
ハードエンデューロ
トラ車でハードエンデューロって、いいですね。
レーサーでハードエンデューロもいいですね。
元々は、ハードエンデューロのレースを目標にしてたりもしました。
ただ、今は、ハードエンデューロよりも、トラ車に乗れるようになりたいです。
もっともっと難しいことが要求されるようになると思いますが、まずはそこまでトラ車を乗りこなしたいという気持ちが強いです。
レーサーはその後、どうするか考えていきたいですかね。
レーサー車両でも、買うだけなら今すぐにでも買うことができますが、そうじゃないですよね。
兎に角、トラ車を乗りこなしたいです。
以前から目標にしていたcgcの奈良トラ・さわやかですが、これはセローで出たいと思っています。
何だったら、トラ車でゲロゲロでもいいと思っています。
それくらいのアドバンテージがあるというか、トラ車でさわやかは”ナシ”だなと思っています。
ハードエンデューロのさわやかは、どこのレースでも、エントリーが一瞬で埋まってしまうようなので、その辺りは兼ね合いで決めていこうと思います。
締め
という、諸々を感じたトラ車でございました。
そういえば、土日にトラ車に乗り、明けての月曜、あまり筋肉痛になっていません。
もちろん、疲れは残っていますが、筋肉痛はありません。
やっぱ、車重が軽いってのは正義というやつですね。w
一般的には、トラ車を買うよりもレーサーを買ってハードエンデューロという選択肢の方が多いように見受けています。
車両の販売台数もそうですしね。
ただ、ハードエンデューロでもそうですし、林道でもそうですし、成績とはまた別に、オフロードが上手くなりたいならば、迷わずトライアルかなと感じています。
トライアルは生涯スポーツ的な、そういう話もありますので、メンテナンスをしながら、永続的に乗り続けたいなと感じています。
この車重や取り回しなら、できそうな感じもします。
ということで、暫くは手を直しながら自宅で基礎練習、それ以外はまずは手を治すようにしていきたいと思います。
年が明けてからはいっぱい練習をしていこうと思います。
楽しみになってきたー!\( ˆoˆ )/
編集後記(12/6/月)
音声のみの動画をアップしました。
この記事のボイス版という感じです。
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