セローにSP忠男のパワーボックスとデルタのバレル4を取付&インプレ
RS4のARROWに引き続き、SEROW250のエキパイとサイレンサーを交換しました。
エキパイはSP忠男のパワーボックス、サイレンサーはデルタのバレル4です。
時間はあまりかかりませんでした。
ですが、ちょっとした苦労?というかはありました。
ということで、今回の作業を書き残しておきたいと思います。
何かしら、排気漏れや異音などの不調が出てきた時には、オーバーホールみたいに一度外して、再度付け直しが発生するかなと思いますので、その時のためにも・・・そんなことを考えています。
エキパイとサイレンサーの紹介
最初に、今回変えたエキパイとサイレンサーのご紹介です。
SP忠男のパワーボックス(エキパイ)
デルタのバレル4(サイレンサー)
用意すべき工具
エキパイを交換するために用意すべき工具です。
- ソケットレンチ
- 液状ガスケット(高温耐性)
- エキゾーストガスケット
サイレンサーを交換するために用意すべき工具です。
- ソケットレンチ
- 六角棒
- 液状ガスケット(高温耐性)
- テンションスプリングフック
という感じで、特に変わったものは用意しなくてもいい感じでした。
エキパイとサイレンサーの組み合わせによって、サイレンサー側の口にもジョイントガスケットが必要になることもありますが、今回は液状ガスケットで対応するのが一般的でしたので、液状ガスケットで対応です。
作業の流れと注意点をまとめて
全体の作業の流れですが、特に変わったことはなく、純正のサイレンサーを外し、純正のエキパイを外します。
純正サイレンサー側に、ジョイントガスケットが入っていました。
ボロボロになってましたので、サイレンサーの中に入らないように口を下を向けながら、マイナスドライバーなどでジョイントガスケットを砕いて(破壊して?)外していきます。
パワーボックスとエキゾーストガスケットをエンジン側の口に組み合わせて、エンジン側の口に取り付けていきます。
ナットなどは無くさないように、別のケースで保存しておきます。
その次に、パワーボックスにバレル4の中間パイプ(造語)を組み付けていきます。
パワーボックスと(バレル4の)中間パイプ(造語)を組み合わせる時は、それぞれ、液状ガスケットを塗布して組み合わせてください。
正常に組み入れても、少しの隙間から水が漏れたりすることがあるようです。
ネットの情報しか見てないので分かりませんが、ほんのわずかな水漏れや排気漏れをしたからと言って、すぐにダメになったりすることはないようです。
また、製品の質が大きく劣ったりすることもないようです。
明らかにズレていて排気が抜けまくったり、そこから吸気するような組み付けになると完全にアウトですが、ほんの小さな隙間はある程度仕方がないこともあるようで、そのための液状ガスケットということでした。
ですので、後からほんのわずかな水漏れが確認されたりした場合は、液状ガスケットを上からでもいいので塗布して様子を見るようにします。
って、ぼくはほんの少しだけ水漏れや排気漏れがあって確認をしたら、そんな感じのアドバイスをいただきました。
水漏れも排気漏れもないに越したことはありませんが、納車したてのバイクで水漏れや排気漏れはキツいですが、ある程度経ってくると、どんなバイクでもそういうことがあるようなことを聞きました。
ほんとか嘘かは分かりませんが、とにかく、そんな感じで見るようにしていこうと思っています。
そして、バレル4の中間パイプと、バレル4のサイレンサーを組み付けます。
ここでも液状ガスケットを塗布していきます。
とりあえずうまくおさまられたら、まずはナットを仮止めしておきます。
ナットを仮止めしたら、先にサイレンサーと中間パイプを繋ぐスプリングをつなげます。
この時点で、スプリングを繋ぐフックが正常な位置にあるようになっていないとおかしいので、要注意ポイントかもしれません。
テンションスプリングフックという工具がありますので、工具を使ってスプリングに変な力が加わらないようにしてサイレンサーと中間パイプをスプリングで繋ぎます。
無事に繋がったら、仮止めしておいたナットを本締めしていきます。
閉め終わったら、ひとまず作業は完成で、エンジンをかけてみて排気漏れがあるかどうかの確認をして作業は完了です。
組み付けたパワーボックスの写真です。
今回、純正のヒートガードがネジの固着で純正のエキパイから取り出せなかったので、力造のカーボン製のヒートガードです。
値段は純正と変わらないので、この際なので、思い切って買っちゃいました。
というヒートガードとパワーボックスの組み合わせです。
バレル4です。
正直、見た目のことや音のことは、あまり考えずに選びました。
鈴木健二選手がエンデューロレースにセローで出場した時に使われていたサイレンサーということで、それにあやかって選びました。
性能がこちらの理想に近ければ、音も形もなんでも構いません。w
そして、バレル4の排気が右のリアウィンカーに直撃していたので、可能な限り、ウィンカーを上にズラしてみました。
というのも、右のリアウィンカーは配線が伸びません。
そのため、配線の遊びがある分くらいしかズラすことが出来ないんですね。
ということで、ゴリラテープで少し厚みを持たせて、ウィンカーを留めているゴムをそのままゴリラテープで持たせた厚みの上に設置して、ゴリラテープでくるっと巻いて排気熱を保護する感じで設置してみました。
ウィンカーを留めるゴリラテープを強固に何周も巻いてしまうと、倒した時などにウィンカーにかかる力を逃がせなくなるので、緩めに巻いています。
また、すぐにとれてはまずいですが、汚れは落としてから巻いているので、力はかかってないと思うけどきちんとついている状態かなと思います。
あとは、長時間の運転や転倒してみないとどうなるかは分かりません。笑
SP忠男のパワーボックスとデルタのバレル4のインプレ
さすがにこれだけパーツ変えると、色々変わります。
標準の時とは全然違っていて、体感ですが、標準の状態が100%中、90%の力で走ってたとすれば、同じ感覚で走っても120%くらいで走行している感覚です。
ハードな林道に一度行き、試走がてらチェックしてきました。
実数値は何も分からないので、あくまでぼくの体感ですが、感じたことを以下に箇条書きしておきたいと思います。
- エンストしやすくなった。標準の方がエンストしにくい感じがする。
- 出だしが軽くなった。また、飛び出すような出だしに近くなった。ガレ場が行きやすくなった。
- どのギアでもパワーバンドが広くなって伸びる感じがする。
- 若干、加速がついてきた。
- 音がうるさくなった。
- きっと燃費が悪くなってると思う。
というところかなと思います。
この時は、まだスプロケットが15丁で走っています。
あと、普段、セローで80km/h以上出すことがないので、最高速のことや、高速での伸びのことは分かりません。笑
今回のカスタムも全てエンデューロやハードエンデューロをイメージして変えていますので、オンロードでの試走は何もしておりません。
林道やガレたところに自走で行って、帰りもトコトコ自走で帰るわけですが、その時もマックスでスピードを出しても70km/h〜80km/hですので、ほんとにゆっくりしてて、4速でも帰れてしまうような感じで帰っています。
急ブレーキなどもタイヤが減るので、そういう運転はしていません。笑
ただ、信号待ちが終わってスタートする時は、だいぶ楽になったのかな?とは思います。
やっぱ軽い感じでスタートしますし。
オンロードでのインプレはそんな感じかなと思います。苦笑
締め
という感じで、ひとまずはうまく落ち着いたエキパイとサイレンサーの交換でございました。
最後の最後に恐れ入りますが、こちらだいぶと素人作業&素人知識での挑戦でございます。
どこか間違いや訂正した方がいいことなどがありましたら、ご指摘をいただきたく思う次第でございます。
恐れ入りますが、宜しくお願いいたします。
そして、この後、ドライブスプロケットを15丁から13丁に変えたので、さらに走行フィーリングが変わりました。
スプロケを変えただけでも大きく変わりますが、さらにマフラーの効果もあるので、変化が大きいかなと感じています。
ドライブスプロケットを13丁に変えてからガレたところには行けてないので、行ったらまたインプレをしてみたいと思います。
また、ドライブスプロケット交換の時のことも改めてアップしていこうと思います。
その次のカスタムでとりあえず、ぼくが目指した形にはなりそうなので、まずはカスタムは一旦落ち着くかなと思います。
- ツーリストにタイヤ交換
- ZETAのハンドルバーに交換
- ZETAのチェーンガイドを装着
- ZETAのスプロケットカバーに交換
という感じで考えています。
タイヤはまだ悩んでますが、きっとこうなると思います。
というか、タイヤ交換を自分でするの、なんかしんどそうと言いますか、、、そんなことを思ってます。汗
できればやりたくないけど、そうも言ってられないというか・・・。苦笑
ともあれ、頑張っていきたいと思います!\( ˆoˆ )/
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