2022 関東トライアル選手権を観て

2022 関東トライアル選手権を観て

この記事を書いている前日、2022 関東トライアル選手権 第一戦(開幕戦) 茨城大会が、開催されておりました。
会場は、「オフロードパークSHIRAI」です。

早速、動画がアップされておりましたので、貼り付けさせていただこうと思います。

1・2セクション

3・4セクション

5・6セクション

7・8セクション

9・10セクション

今回のトライアル選手権は、なんか、凄いモノに見えてきました。
今年から、ぼくは近畿トライアル選手権に参戦していきます(余程のことがない限り)。
んで、これまで、トライアルの動画は何度も見てきてるんですが、ここまで自分ごととして見てきたレースはないような気がしています。
今回の選手権動画は、自分ごとのように見えてきているんだと思います。
ようやく、レースに参戦する覚悟ができてきたということでしょうか。

ということで、そんな特別に見えたレースと、最近の自分の状況について書いておきたいと思います。

レースを見た感想

そうですね、コース自体が凄いかどうかは分かりませんが、初めてのコースで、ガチガチに緊張してる中でやれるコースではないことだけは分かりました。
んで、割と、現実的に、自分の状態を俯瞰して想定しないと、最後の方は集中力が切れてしまうなぁ・・・と感じたような気がしています。

というのも、出場選手の大半の方は、アレくらいのセクション練習はできてると思うんですね。
練習でも足がついたりしてるかもしれませんが、コースに慣れるための障害物練習や、3点以内に抑えるための練習はされてるんだと思うんですね。

しかし、やはり初見ということと、基礎がかなりきっちりしてないと安定して攻略出来ないような障害物が盛りだくさんだったような気がしています。
別に基礎が出来てない・・・ということが言いたいわけではなく、多くの方々は、サンデーライダーだと思うんですが、どんな競技でもそうですが、週末だけの練習で、基礎がきっちりできるような競技はないかなと思うんですね。
サッカーでも野球でもラグビーでも相撲でもボクシングでも、週に3日〜4日はみっちり集中した取り組みが必要かなと思うんですが、社会人にもなると、現実的にはそれは難しいかなと思うんですが、つまりそういうことかなと思っています。

ですので、エンジョイするには、ちょうどいいような気もした・・・と言ってもいいのかもしれません。
クリーンが割と出てる・・・となると、プレッシャーがかかったり、クリーンが出来ないことに対しての劣等感みたいなモノを感じたりすると、途端にしんどくなっちゃいますよね。

学生の方々であったり、将来的にトップライダーを狙っている方には、これくらい難しいコースがちょうどいいかもしれませんが、社会人ライダーとしては、あまり入れ込み過ぎないようにしないと、、、と感じたような気がします。
別に手を抜いてやる方がいい・・・というわけではなく、要所要所のポイントを押さえて自分なりの課題を持ってやらないとしんどいですね・・・と感じた次第でございました。

最近の練習や取り組み

先日から、パイロットスクリューとエアスクリューを手で変えることができるようにしました。
んで、昨日、プラグのチェックやらも行ったりしました。
キャブレターの各所の調整を覚えてきました。

日を追うごとに、慣れていってる気がしています。

んで、練習ではリア荷重とターンをメインにやっています。
だいぶ慣れてきているとは思います。

フルロックでの八の字や、足場の悪いところでのターン、だいぶ慣れてきました。
砂利をかかずにスタートしたり曲がるためのトラコンも、だいぶ慣れてきた気がしています。

この調子で、徹底してやっていきたいかなと思っています。

ただ、リア荷重に関しては、まだまだ慣れてない感じがします。
ターンが出来ているだけで、リア荷重とトラコンにはまだ慣れがない感じがしています。
上記のように、慣れた場所であればアレなんですが、常にどこでもリア荷重やトラコンが出来ているわけではありません。
こればかりは数と時間をかけてナンボと言ったところでしょうか。
坂でのターン、方向転換、このあたりをガッチリ詰めながら、ターンとリア荷重を完全に身につけていきたく思う感じです。

ヒルクライム的な坂の練習やちょっとしたステアの練習はしているんですが、これはまず慣れるところから始めていきたい気がしています。

最近、フロントアップがきっちり上がるようになってきて、ちょっとした変化を感じています。

という感じでして、リアを飛ばしたり、ジャンプしたりするタイミングが全然分かりません。

坂の練習は、平地より、かなり丁寧にリア荷重でトラクションをコントロールする必要があるように感じています。
でないと、登らない・・・。涙

まぁ、ぼくには、そういうテクニカルなことはまだまだ早いと思うので、基礎練習の合間にバイクを楽しむという意味で取り組んでいこうと思います。
あれもこれもは、なかなかムズイっすね。汗

今から近畿選手権までに個人的に押さえておきたいポイント

今回のレースを見て思ったんですが、近畿選手権までに、個人的に押さえておきたいポイントを残しておきたいと思います。
んで、忘れないようにして練習に取り組んでいきたいと思います。

下見をきっちりすること

まずはきっちり下見ですね。
今、セクション練習をすることがあるんですが、下見が適当になってしまい、”行き当たりばったりで慣れればいい”という感覚が抜けず、やってる中で修正をしてしまうんですね。

というのも、まだそこまで細かいコントロールが出来ないのでやりながら修正・・・になってしまうんですが・・・。汗
つまり、まだまだ実力が足りないというだけなんですけどね。汗

しかし、練習の時から下見をして、通る道を決めて進む癖をつけていきたいですね。

ただ、マーカーにはだいぶ慣れました。

距離感を見誤らない

距離感って大切な気がしています。
どのコースを通るのかを考える中で、距離感を見誤ると、下手な道を進んでしまいそうです。
最小半径のターンでどこを通って曲がるのか、、、これをきっちり出来るようにしたいところです。

完全に止まらない

障害物の前後で、完全に止まらないようにしたく思っています。
一応、スタンディングが出来るようになりましたが、完璧ではありません。
また、スタートも場所によってはかなり難しいです。

最初に決めたラインを通る時、途中で止まると初心者には立て直しがかなりキツいので、躊躇せずパワフルに進むことが出来るようにしていきたく思います。

岩場の練習

今は岩場の練習は一切していません。
今回の関東選手権みたいなコースになると、かなりしんどいです。

笑い事ではないんですが、まぁ、、、仕方ないすね。

とりあえず、岩場の練習を詰めると、色々ペースが狂いそうですので、ひとまずは、ほどほどに慣れる程度に練習はしようと思いますが、岩場に関しては、割り切っていこうと思います。
5点にならないための走りを考えようと思います。

ただ、ライン選び、リア荷重、方向転換がきっちりできれば、そこそこ走れるようにはなると思いますので、基礎練習を詰めていって対応しようと思います。

締め

という諸々を感じたり考えたりしました。

キャブレターって、かなり原始的なモノだと教えてもらって触っているんですが、ほんとに原始的なモノなんですね。
空気の流れと力をつかってコントロール・・・よく考えられたモノだなぁと感じます。

と、同時に、インジェクションも、かなり考えられてるなぁと思います。w
コンピューターで全部計算してやってくれる・・・テクノロジーの進歩の凄さを感じた気がしています。

今後、キャブレターの掃除なども着手してやっていきたいと思います。

サスペンションやエンジンなど、オーバーホール系の作業がどこかで出てくるんだろうなぁ・・・と思っているんですが、そこは、もうショップ様にお任せしたく考えてます。
どこまで自分でやるか、なかなか難しいところですが、そんな諸々を考えてたりします。
とりあえず、キャブくらいは・・・というところでしょうか。
この辺りは、かなり行き当たりばったりですので、周囲の方々に聞きながら対応していこうと思います。

練習について、自宅でエンジンをかけずにスタンディングやホッピング系・・・ですが、実は、今はそれはしていません。
最初は、エンジンを止めたままスタンディングをしていましたが、今はしなくしました。
敢えてやってません。

今は、バイクに乗らずにアクションの練習をして、トラクションコントロールとターンをやってます。

というのも、一つのことに突出しすぎると、それが目的になってしまい、どうにもバランスが悪い感じがします。
んで、スタンディングで完全に止まってリア振りやフロントホップで方向転換なんて、そんなセクションはまだ先数年は出てきません。笑
出てこないセクションの練習をやっても仕方ありません。
んで、そういう中身のないトレーニングで、上手くなるなんてことはありません。

今は丁寧にターンとトラコン、これをどこででも出来るようにすることが重要なので、それを詰めることが出来るシミュレーションをやっていこうという感じです。

なんか、競技をやってた頃の感覚が戻ってきて楽しいです。w
もう20年近く前のことですが、その頃の癖がまだ残っているようで、ちょっと安心しています。

どんな競技でもそうですが、だいたいは自分が楽な展開を考えたりしてしまうモノなんですね。
仕事でもそうですよね。
やっぱり楽しい期待をしてしまうモノですが、現実、そう簡単には進まないことが多いです。
いきなりNAに上がったり、突出した技術を・・・なんて考えてるうちは、ぼく個人の体験でうまくいった試しがありません。
減量が上手くいきすぎると、変な負け方をすることがある・・・という感じですね。
ですので、まずは一つずつポイントを積み重ねていきたく思うんですね。

今回の関東選手権の動画は、とても刺激になりました。
頑張るぞっ!!

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