スタンディングとフロントアップ、進化の途上メモ
お疲れ様でございます。
先週の土曜日と日曜日、久しぶりに湯浅トライアルパークで練習をしてまいりました。
とても楽しかったです。
久しぶりすぎて、はしゃぎすぎて、休憩を忘れ、脱水症状になりかけました。
気づいた時には結構キツかったです。
涼しい時期と同じノリでやってたんですが、季節を忘れてました。汗
以後、気をつけたいと思います。
さて。
膝を怪我してから、プラザ阪下くらいでしか練習ができておりませんでしたスタンディングとフロントアップ、湯浅でやってきたんですね。
丸1ヶ月くらい、足場の悪いところから遠ざかってたこともあり、久しぶりに行ったトライアルパークは、恐怖心でいっぱいでした。
とりあえず、メモ的な感じで、自分の外観を撮影してきたのでアップしました。
ということで、今回の練習で思ったことをまとめておきたく思いましたので、以下に列挙していこうと思います。
あらかじめですが、ここでのフロントアップはスタンディングでのフロントアップです。
シッティングでのフロントアップは含んでおりません。
あと、別にセロー(トレール車)だからと言って、必ずこれらが出来なければいけないわけではありませんし、強要や強制をしているわけではありません。
トレール車でもハードなところに行こうと思ったら・・・ということかなという感じですので、念の為、ご理解の程、宜しくお願いします。
スタンディングとフロントアップ、徐々にできてるんじゃね?的なことを感じたのでメモ
姿勢が悪い
今まで、自分の姿勢を見ることがなくて、どうなってるのか気にはなってたんですが、姿勢がだいぶ悪いですね。汗
プラザ阪下みたいに綺麗な道は怖くないので、姿勢が悪く見えにくいですが、足場が悪いところにくると、すぐに分かりますね。汗
正直、めちゃ怖いですからね。笑
心理的なことかもしれませんが、「湯浅トライアルパークは怖い場所」というのが植え付けられてるのかもしれません。
ハードな林道も確かに怖いですが、一人じゃないことと、無理なところは無理で割り切ってパスするのも一つです。
ですので、逃げ道があるんですね。
ところが、湯浅トライアルパークでは、一人だし、道が悪いし、初心者一人の技術ではどうにもならない状況にいるけど、せっかくの練習だし、コケても取り返しがつかないような場所でもない・・・という、ある意味で究極の場所にいるという恐怖感が・・・。
ともあれ、恐怖心をなくせばいいのか、もっと回数をこなすことで慣れていくのか、そのあたりは分かりませんが、兎角、姿勢は早く改善したいですね。
プラザ阪下では割と堂々と乗れてるので、そのイメージを忘れず行きたいところです。
スタンディングに慣れてきた
実は、この日、八の字やスローで斜面を走行など、リア荷重や方向転換の練習もやってたんですね。
さすがに足場の悪いところでの諸々はなかなか怖いところも多いですが、それでも割と慣れてきた感がありました。
動画中の坂道登り、ヒルクライム的な登りのシーンもありますが、この坂道が最初は怖く、スタンディングの途中でシッティングしてしまったりしていましたが、今は、そのまま登り切れますし、だいぶと余裕が出てきました。
ところどころで、角度がついたところがあるんですが、そこを登るのも、スタンディングだから行けるところだと思うんですが、慣れてきただけで、これまで怖かったところがいけるようになってきました。
まだまだ完璧とは言えないスタンディングですが、慣れるだけで幅が広がった感じがしました。
もし、トレール車に乗ってて、まだスタンディングに馴染めない方にアドバイスすることがあるとすれば、ハンドルを変えて、ブレーキペダルとチェンジペダルの位置を変えてください・・・と言いたいですかね。
それらを変えるだけで、スタンディングに対するイメージが変わると思います。
トレールバイクの標準は、そもそもハードなところでの運転を視野に入れていません。
あくまで林道・山道で、このようなハードなコースは想定されていません。
しかし、ハンドルと左右のペダルの位置を変えるだけで、ガラッと変わりますので、標準でやろうと思わずに、騙されたと思って、そこに着手することが一番最初にすべきことかなと思います。
スタンディング時、ステップに乗ると・・・
言葉のアヤ・・・というわけではありませんが、スタンディング時に、きっちりステップに乗りトラクションをかけることができると、ハンドルが取られた時、リアが滑りそうな時でも、右足のブレーキとアクセルとクラッチ、全てのコントロールがちゃんと出来る状態にある・・・と感じています。
後述しますが、急にアクセルを回してしまったりして身体が置いてかれたりすると、バイクが暴れて大コケしてしまいますよね。
このようなバイクが暴れるということが、なくなるような気がしています。
また、ブレーキ操作を誤りにくいと感じています。
基本的にフロントブレーキを入れても、リアに荷重とブレーキをかけてバイクの車体が地面と水平にしてブレーキングをする・・・これが出来るようになると感じています。
これが出来ないと、事故のような感じでフロントから転んでいくので危ないんですね。汗
ですので、リア荷重が出来てステップにきっちり乗れてると、変なコケ方をしないので、安全に乗れる感じがしています。
そうです、この短期間の間に、もう既に二度も怪我した自分に言い聞かせなければいけない言葉でございます。汗
フロントアップ、少し慣れてきた
正直なところ、まだ怖いのは怖いですが、フロントアップに慣れてきました。
というのも、アクセルワーク、クラッチワーク、右足でのブレーキワーク、ボディアクション、バイクのバランス取り、それぞれを別々で意識してコントロールすることができてきたと感じているんですね。
これまでは、これらをコントロールすることができなくて、怖いイメージを払拭できずにいました。
ですが、これらをコントロールすることが出来ると、そんなに怖い思いはしなくなってきたんですね。
というと、かなり聞こえはいいですが、正直なところ、スタンディングに慣れてきたから、これらの諸々のコントロールが出来るようになってきたと感じています。
例えば、垂直に近い坂道を登るとかなりフロントが上がり、坂を登り切った時、かなりフロントが上がった状態になります。
シッティングで登ると、捲れてしまいます。
ぼくの前回の動画で、急激な坂を登ってる途中に捲れてしまったシーンがあると思います。
あれは、スタンディングが出来ずシッティングで入ってしまったんですね。
スタンディングでスタート、坂に入りバランスが取れずシッティングしてしまう。
その流れで捲れる・・・という流れでした。
しかし、スタンディングで垂直に近い坂に入って、ステップにトラクションをかけて、上半身を安定させると、捲れることはなく、登り切った後もフロントをコントロールすることが出来るんですね。
ぼくは、ここでバランスの取り方の多くを学んだ気がします。
兎角、ここで捲れないイメージが出来れば、フロントアップに慣れてくる感じが出来てきた感じがしています。
もし、フロントアップをしたいと思っている方にアドバイスすることがあるとすれば、スタンディングに慣れて、立ったままギアチェンジが出来るか、立ったままリアブレーキが出来るか、立ったまま加速が出来るか、角度のあるヒルクライムや坂道をゆっくりでもいいからスタンディングで上がることに慣れてください・・・と言いたい気がしています。
フロントアップ時にアクセルを急激にまわしてしまうことについて
フロントアップ時によくあることとして、着地した時に、ハンドルが前を向いてなくて、身体がついていってなくて、アクセルを急激に回してしまい、事故にもにたような感じで振り回されてコケるということがよくあると思うんですね。
この現象に名前をつけるなら・・・思いつきませんでした。汗
この現象をなくそうと思ったら、何より、スタンディングが出来なければいけないと感じています。
逆に、フロントアップができなくても、スタンディングができれば、ぼくが動画中でやってるくらいのフロントアップを安全に行うことが出来る・・・という感じがしています。
これも前述の通りですが、スタンディングに慣れて、それぞれやらなきゃいけないことを別々に意図的にコントロールをすることが出来れば、ハンドルが取られても止まることが出来るんですね。
または、右足でブレーキを入れることが出来るようになるんですね。
または、クラッチを切るので、アクセルが入ったりしても前には進まなくなるんですね。
そんな感じのことを思っています。
フロントアップ時に捲れてしまうことについて
フロントアップで捲れてしまうというのは、以下の点が分かっていないためだと思います。
- どれくらいアクセルを回したらいいか分からない。
- ボディアクションも、どれくらい勢いをつけていいか分からない。
- クラッチを繋ぐタイミングが分からないから、アクセルを多めに回してしまう。
- 毎回同じ動作をすることが出来ないから、毎回、ギャンブル的な感じでまぐれ当たりを狙ってしまう。
という方は、以下の練習でフロントタイヤが上がる感覚を掴めば、すぐに慣れると思います。
それもこれも、スタンディングに慣れてから・・・ですので、スタンディングが出来ないのにいきなりこれだけをやっても、すぐに慣れることは不可能だと思います。
- アクセルを回して戻す時に、クラッチを繋ぐことに慣れてください。
通常、バイクの運転はクラッチを繋ぐタイミングでアクセルを回し始めますが、そうではなく、アクセルをちょびっと入れて戻す時にクラッチを繋ぐことに慣れてください。 - アクセルはちょびっとでクラッチを繋いだ程度のところで、ボディアクションに慣れてください。
このタイミングが合えば、必ずフロントが上がりますので、この感覚に慣れることが重要です。
ちょっとのアクセルワークでフロントが上がることに慣れる。
ボディアクション次第でフロントが上がることに慣れる。
この二つの慣れが重要だと感じています。 - リアブレーキをすることに慣れてください。
ちょびっとのアクセルとクラッチとボディアクションで上がったら、次はリアブレーキで止めることに慣れてください。 - アクセルの量とボディバランスの量を調整してください。
とい感じかなと思います。
全部、感覚が慣れると、バランスが崩れないと思います。
慣れてきた・・・と言っても、急激にアクセルを回しまくったりすると、それは危ないので、色々と気をつけながらやることが重要かなと感じています。
あと、このフロントアップに慣れると、段差を超えて進む時、リアタイヤからの着地が出来るようになってくると感じています。
そして、今、ぼくは、リアタイヤから着地することも出来るようになってきました。
これも特別なことをしたわけではなく、諸々に慣れてきただけなんですね。
締め
という諸々を、とても感じた先日でございました。
めちゃくちゃ長くなりましたね、すみません。汗
これまで、「フロントアップのやり方」は分かっていたんですが、どうやってフロントアップの感覚に慣れればいいのかな?と思っていました。
ハンドルの位置が変わるだけで、身体の使い方がめちゃ変わりました。
リアブレーキの位置が変わるだけで、めちゃブレーキがしやすくなりました。
それらが違うだけで、行ける場所の幅が広がり、そこで覚える感覚こそが、ぼくがフロントアップをする上でとても重要でした。
という、これらが物凄くターニングポイントになってる感じがします。
とは言え、まだまだスタンディングをモノにしていかなきゃいけませんし、フロントアップももっと確かなモノにしなければいけません。
ということで、引き続き、諸々を意識しながら練習していきたいと思います。
因みに、ぼくにとって、この練習は、「怪我を防止する」「ハードな道も行けるようになる」という二つの目的のための練習です。
ですので、いきなり派手なことをせずに、今年はずっとこれだけに注力していこうと思う今日この頃です。
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