憶えたレース用語を解説してみました
上記の写真は、カワサキワールドに行ったら展示されているKawasaki racing teamのツナギです。
2019年の鈴鹿8耐優勝のツナギですね。
カッコイイ!
今回、10Rを購入してから、elfのジャケットでKRTカラーっぽいジャケットを購入しました。
ワタシ、相当、やる気になってます。w
elfは10Rのオイルを担っている企業ですよね。
色んなことを知りました。w
さて。
前回記事で、ZX-10Rを調べて色々知ることができたんですが、今回の記事はその続きで、憶えた用語を解説してみたいと思います。
というより、これらの用語を憶えるだけでバイクがもっと楽しくなる気がするんですね。
なので、そんな楽しげな気分で憶えた用語を解説してみたいと思います。
予めですが、これらはぼくが個人的に見て考えて知ったこと・・・ということでして、必ずしも正解ではないかもしれません。
レギュレーションは年々変更されますし、レースによって若干の差はあって、それが入り混じってる可能性もあります。
また、そもそも、その解釈は間違い的なそういうことや、間違えて憶えていることもあるかなと思います。
そんな時は、優しくても厳しくてもどちらでもいいので、ご指摘をいただけますと嬉しく思う次第でございまして・・・。
よく聞く用語
EWC
EWCは「Endurance world championship」の略で、「世界耐久(レース)選手権」の略です。
「Endurance」は「耐久」という意味ですね。
EWC系のレースは年間レースで、表彰は年間ポイントで一年に一度表彰されるんですね。
なので、鈴鹿8耐って、実はEWCの一つのレースで、鈴鹿の成果も年間レースの成果に直結するということなんですね。
WSBK
「WSBK」は前の記事でも書きましたが、「スーパーバイク世界選手権」の略です。
「World Super Bike」の略なんですね。
「Bike」が「BK」になるという・・・。笑
カワサキがジョナサン・レイ選手を擁して5連覇したレースですね。
市販車ベースの車両で競技を行い、年間レースで順位が決まるレースです。
SST
「SST」は鈴鹿8耐のクラスの名称で、「Super Stotck class」の略です(だと思います)。
明確に、略語の解説を見たことがないんですが、「SST」は「スーパーストッククラス」と言われています。
鈴鹿8耐で通常クラス(EWCマシン)とは異なり、さらにマシンに制限がかかったクラスの名称なんですね。
そのため、運用コストは通常クラスとは異なるようです。
因みに、鈴鹿8耐で「EWCマシン」と表現されるのは、マシンのレギュレーションが「EWC」に準じているためなんですね。
「EWC」に準じないため、「SST」と表現されているわけですね。
バイクのゼッケンの色が通常クラスが黒で、SSTが赤。
ヘッドライトの色も、通常クラスが白で、SSTが黄。
というような違いがあります。
他にも細かい仕様に制限があるので、調べてみると面白いと思います。
サテライト / プライベーター
ファクトリー / ワークスと言われるチームは、バイクメーカーの大元が組んだチームで、サテライト / プライベーターはバイクのパーツメーカーや販売店がそれぞれオリジナルでマシンを用意しチームを組んで出場するチームのことを言います。
以下の記事をご覧ください。
記事中に「今年からKawasakiのサテライトチームKawasaki Puccetti Racingに所属し、」とあります。
Kawasakiのファクトリーチームは「Kawasaki Racing Team」でKawasakiのサテライトとして「Kawasaki Puccetti Racing」というサテライト / プライベーターがあるということなんですね。
チームの種類と名称には、それぞれ規則やルールがあるようです。
細かいことはGoogleで調べてみてくださいね。
シケイン
シケインとは、通行速度を減速することを目的として設置されたカーブなどの構造のことを指します。
鈴鹿でのレースを見てるとバイクであろうが車であろうが、「日立オートモティブシステムズシケイン」とよく言われてます。
これはシケインパートナーと言って、スポンサーの名称をつけているということなんですね。
いわゆる、広告の一種です。
日立オートモーティブズシケインの映像の時には、必ず「HITACHI」と看板が入ります。
というか、鈴鹿8耐の時は、アナウンサーが8時間ずっと「日立オートモーティブズシケイン!」と連呼するので、かなりの認知度が期待されるような気がします。笑
かく言う僕も、シケインと言えば「日立オートモーティブズシケイン」となってますしね。w
日立オートモーティブズのホームページです。
凄いですね!
スティント
レースの中で、ライダー一人が交代するまでにする仕事の役割や量を「一(いち)スティント」「ワンスティント」と言って表現されます。
例えば、鈴鹿8耐での「一スティント」はおよそ30周弱が一般的かなと思います。
これはタイヤや燃料やバイクの整備も考えた上での走行量になってるんですね。
そして、28周くらい回って、ピットインして、ライダー交代すれば、「一スティント分、仕事をした」となりますが、ライダー交代せずに再び同じライダーが走行した時には「二スティント目が始まった」と表現されます。
バイクレースでなくても使いたくなるカッコイイ言葉ですね!
セーフティカー
セーフティーカーとは、レース中に転倒があったり、コース上に問題が起きた時に、コースを走行するバイクをコントロールするために介入する車両のことをセーフティーカーと言います。
セーフティーカーが介入すると、そこから順位をあげるように追い越してはいけなかったり、速度制限がかかったりします。
そのため、周回差が埋まることはありませんが、単なる車間距離は一気に埋まってしまうため、遅れていた車両にとってはラッキーかもしれないことで、スピードが上がっていた車両にとってはアンラッキーなことという感じです。
コース上の整備が出来次第、セーフティーカーはピットに戻っていくので、そこから再度レース再開です。
因みに、セーフティーカー介入中に追い越すと、ペナルティが与えられます。
他、セーフティーカー介入中にピットに入ると、その後のピットインに影響もします。
なので、セーフティーカーが介入すると、色々リズムが崩れてしまう要因があるということなんですね。
チェッカーフラグ
チェッカーフラグとは、セッション終了を伝えるための白と黒の柄でつくられた旗で、およそレースの終了を伝える意味を持つ旗なんですね。
そして、このチェッカーフラグが振られた時に乗っているライダーを、チェッカーライダーと言われています。
ハイサイド
走行中のバイクが、後輪を滑らせてしまい、スリップして転倒、若しくは吹っ飛んでしまうような事故の種類をハイサイドといいます。
厳密にはきっちりした説明が必要だと思うんですが、ここでは一旦、そんな解説で許してください。
以下、ハイサイドの映像集ですね。
近年のレースと昔のレースを見比べると、何となく思うことがあるんですよね。
それは、近年のレースのハイサイドと20年以上も前のレースのハイサイドでは、ハイサイドの時の派手さが違うように思うんですね。
昔の方が派手というか、過激というか。
マシンが進歩して、後輪のスリップを感知してから後輪をコントロールするということがなにか影響してるということでしょうか?
素人なのでよく分かりませんが、そんなことを思います。
ところで。
アマリングという言葉を、つい先日知りました。
あまり理解出来てなかったんですが、タイヤの端を使うとか使わないとか。
こんなレースを見てると、アマリングなんて正直どうでもいいんですが・・・という気しかしないんですが。
ツーリングを楽しみたい、バイクを楽しみたい人にアマリングの話を持ち出すのは、何かトラブルに巻き込まれても身を守りたいと言ってる人に、回避方法を教えるというわけではなく、いきなりガチンコの武道や格闘技を教えるような、そんな感じがしますね。笑
バイクの世界には、プロでも何でもない素人でも、SSにちょっと憶えがあるというだけで、そういう無謀なことを口にする人がいるんですね。
色々驚きました。
ライセンスを持って命をかけてレースを走ってる人は、きっと軽々しくそういうことは言わんだろうなぁ・・・とそんなことを思いました。
いや、正直、バイクの世界のトップを知らないので、ぼくの予想なんですけどね。
鈴鹿8耐に出るような選手が、いきなり我々のバイクを見て、アマリングのことを指摘することはないだろうなぁなんて。
ファクトリー / ワークス
ファクトリー / ワークスと言われるチームは、バイクメーカーの大元が組んだチームのことで、例えば、「Kawasaki」や「HONDA」や「YAMAHA」や「SUZUKI」が直接チームをつくると、「ファクトリーチーム」や「ワークス」と呼ばれます。
チームの名称にはスポンサーの名前を入れたり入れなかったり、色んな規則やルールがあるようです。
細かい規則やルールが気になられましたら、是非、調べてみてくださいね。
マニファクチャラー
バイクの製造メーカーのことをさしています。
「Kawasaki」「YAMAHA」「HONDA」「SUZUKI」「DUCATI」「Aprilia」「BMW」のような感じで、バイクの製造メーカーのことを言います。
そして、入賞したチームが乗ってるバイクのメーカーも、入賞の対象になってるんですね。
例えば、Kawasakiのバイクに乗ってるプライベーターが多くて、Kawasakiのプライベーターの入賞の数が多ければ、「マニファクチャラー」の優勝はKawasakiになるということですね。
大きなレースに出てるマニファクチャラーはだいたいこの7社くらいじゃないですかね。
あまり詳しくは見れていませんが、そんな感じがします。
※すみません、この部分は明確な決まりは見ておらず、結果を見てそのように判断しました。間違えてる可能性が高いです。すみません。汗
レギュレーション
レース毎にある規則やルールのことをレギュレーションといいます。
例えば、「車両のレギュレーションとして、市販車ベースで150台販売して・・・」というような感じで使われることが多いと思います。
その他、レギュレーションにはたくさんのことが詰め込まれているので、多少、意味合いが異なるような部分もあるかもしれませんが、とりあえず「レース毎にある規則やルール」と解釈しておけば間違いないと思います。
締め
という感じで、書き出してみました!
ひょっとするとめちゃ知ったかぶりが入ってるかもしれません。笑
その時は、ご指摘をお願いいたします。
そうやって一つ一つ積み重ねてくのもまた面白いということで・・・。
まだまだたくさんのことを得ることが出来るような、そんな予感がしています。
もう言ってる間に納車なんですよね。
厳密には、納車自体は日が決まってるんですが、梅雨のせいで乗って帰るのが難しかったりするので、そんな時は預かってもらって、雨が止むまで待とうと思ってるんですね。
まぁ言ってる間に雨も止むと思うので、そこまで急がずに待ちたいと思っています。
ボルトやRS4やシビックもありますし、一分一秒を急ぐアレでもないですしね。
ということで、10Rに乗ることをシミュレーションして待ちたいと思います!\( ˆoˆ )/
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